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愛礼和通信

マイコプラズマ肺炎について★

2017年10月30日

松前内科医院

こんにちは、看護師の荒木です。今回はマイコプラズマ肺炎についてお話ししたいと思います。

マイコプラズマ肺炎とは、肺炎マイコプラズマという細菌によって気管支や喉などに感染し引き起こされる肺炎のことです。

学校や職場や家庭などの小集団内で流行を起こすことが特徴です。

肺炎球菌などに引き起こされる一般的な肺炎の次に多いのがマイコプラズマ肺炎です。

 

潜伏期間は2~3週間と長く、感染経路は咳やくしゃみなどのしぶきが飛ぶことで近くにいる人に

感染する飛沫感染と、感染している人との接触によって感染する接触感染があります。

インフルエンザとは異なり、1年を通じてみられる感染症で流行時期はまちまちです。

主な症状としては、発熱と風邪に似た症状と、あと1番の特徴は長く続く咳です。

成人~高齢者の方が感染してしまうと呼吸困難などに陥り重症化することもあるので注意が必要です。

 

風邪との見分けがつきにくいですが、長引く咳の症状があれば早めに受診されることをおすすめします。

手洗いうがいの励行と、マスクの着用で予防することが大事です。しっかりと予防して、これからの寒い季節を乗り越えましょう!