トップ  > 愛礼和通信 

愛礼和通信

予防接種について

2018年03月20日

松前内科医院

こんにちは。一宮市にある医療法人愛礼会松前内科医院看護師の荒木です。

この冬、インフルエンザが大流行しましたね!そんな中、患者様から

〇インフルエンザのワクチンを打ったのに、インフルエンザにかかっちゃった...

 どうして?

〇ワクチンをうったら、その病気に絶対かからないの?

 などの質問が多くありましたので、今回とりあげてみました。

 

ワクチンの種類には、細菌やウイルスを生きた状態で毒性を弱めたもの(生ワクチン)と、

死んだり不活化された状態のもの(不活化ワクチン)と、トキソイドがあります。

★生ワクチン

 はしか・風疹・おたふく・水ぼうそう・ロタ・結核など

★不活化ワクチン

 インフルエンザ・ポリオ・日本脳炎・B型肝炎・百日咳・肺炎球菌・ヒブなど

★トキソイド

 ジフテリア・破傷風

 

予防接種とは病気に対する免疫をつけるためにワクチンを投与(接種)することをいいます。

予防接種によって体内で作られる免疫は、自然感染と比べると、

少しだけ弱いものとされています。

予防接種を受ければ、絶対に病気にかからないわけではありません。

予防接種を受けることで、病気にかかりにくくする。

あるいは病気にかかっても症状が軽くすむようにする。

自分が病気にかからないことで周りの人にうつさない。

など、予防接種には、とても重要な役割や目的がありますね!