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愛礼和通信

胃のバリウム検査今昔物語

2018年06月19日

松前内科医院

こんにちは。一宮市にある医療法人愛礼会松前内科医院放射線技師の谷口です。

 

特定健診も五月から始まり、胃がん検診も賑わいをみせてまいりました。

今年から外来時間中での検査となるため、胃がん検診と肺がん検診、

外来のレントゲンCTの入り乱れる状態となっておりご迷惑をおかけすることもあるかと

思いますがよろしくお願い致します。

 

さてそこで胃がん検診についてお話ししようと思います。

胃がん検診――バリウム検査のほうが通りが良いのかもしれません。このバリウム検査、

随分と嫌われ者でその名を聞くだけで苦い顔をされる方もおります。

しかし彼も少しでも楽に検査ができるように変化を続けてきました。

20年ほど前は1検査あたり400~500mlの量を飲んでいただいていたのが

約130mlとおよそ三分の一に減りました。

それにより検査時間の短縮、被ばく線量の低減に成功しています。

更には味も多少の風味がつきました

いかがでしょうか。彼の涙ぐましい努力は。

それでもまだまだ皆様に喜んで受け入れられることは少ないのですが……。

 

それではまた次回のブログでお会いしましょう。