2017年08月07日
松前内科医院
こんにちは!看護師の竹下です。
5月から内科勤務となりました。
よろしくお願いします。
食中毒の原因予防について
食中毒とは食品に起因する胃腸炎、神経障害などと定義されており、
急性の胃腸障害をおこすものが大半を占めています。
食べ過ぎとは異なり、有害な微生物や化学物質を含む飲食物を
食べたことによって生じるものを言います。
原因菌は6月から8月の夏場に多く、
代表菌として腸管出血性大腸菌(0157)、カンピロバクター、サルモネラ菌などがあります。
食中毒を引き起こす細菌の多くは湿気を好み20℃程度の室温で
活発に増殖をはじめ、人や動物の体温で増殖のスピードが速くなります。
家庭でできる予防として、
① 新鮮な食品を購入し帰宅後は速やかに冷蔵庫に入れましょう。
② 調理は清潔な手で行い、生肉や魚を包丁で切った後は器具も洗いましょう。
③ 残った食品は時間が経って怪しいと感じたら捨てましょう。
もし、お腹が痛くなったり下痢をしたり気持ちが悪くなったら、病院に受診しましょう。