2017年09月19日
松前内科医院
看護師の山本です。今回は、肺炎球菌ワクチンについて説明します。
肺炎球菌は、肺炎を引き起こす菌で、通常の生活を送っていても感染します。
高齢になると免疫力が低下するので肺炎を引き起こしやすくなります。
重症化することでADLが低下したり、場合によって死亡したりすることもあります。
そのため、ワクチン接種が推奨されています。
ワクチンには2種類あってそれぞれ違いがあります。
<ニューモバックスNP>
・5年ごとに接種が必要。
・公費負担あり。
・皮下注射
・肺炎球菌93種類のうち23種類に効く。
<プレベナー13>
・一生に1回でよい。
・公費負担なし。
・筋肉内注射(ちょっと痛い)
・肺炎球菌93種類のうち13種類に効く。
それぞれカバーする菌が違うので、
両方接種することが肺炎予防に効果的と言われています。
公費負担の対象年齢や料金等について詳しく聞きたい方は、
医師やスタッフに声を掛けてください。