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愛礼和通信

乾燥肌について

2017年12月05日

松前内科医院 美容外来

こんにちは!一宮市松前内科医院の美容外来の佐藤ですヽ(´▽`)/

1年の間で最も乾燥しやすい季節がやってきましたね。

そこで今回は乾燥肌についてお話したいと思います。

 

まず、お肌には角質層とよばれる層があります。

その角質層は肌をり肌の水分を保つ役割を持っています。

肌の水分量が保たれていると、角質層がバリアになって、外的刺激から肌を守ることができます

 逆に角質層の水分量が不足した状態が乾燥肌(ドライスキン)であり、

冬の乾燥した気候や冷暖房による湿度の低下、外気温の低下による汗の減少、

加齢、肌の洗いすぎなど、さまざまな要因によって起こります。

 乾燥肌になると、角質層のバリア機能が失われ、外的刺激を受けやすくなります。

 外的刺激は皮膚炎の引き金になり、かゆみを引き起こすこともあります。かゆみがあると掻いてしまいますので、さらにバリアが壊され、湿疹などの皮膚疾患を併発しやすくなる負のループに陥る可能性もあるのです。

 乾燥肌のスキンケアの基本は保湿ですが、保湿剤を外用すること以外にも、日常生活において乾燥を悪化させる要因を取り除くことも大切です。

  • 入浴時はシャワーですませず湯船につかる(37-40℃くらいの熱すぎないお湯で)。
    保湿効果のある入浴剤を使用するのもお勧めです(かゆみのあるときは刺激に注意)。
  • 体を洗う時は、洗いすぎに注意。
    ナイロンタオルなどでこするとバリア機能が障害されてしまいます。柔らかい素材のもので優しく洗うか、
    ​                                       石鹸を泡立てて泡でぬぐうように洗ってください。
  • 暖房のかけすぎに注意し、加湿器などを利用して室内の湿度を50-60%くらいに保つ。

 

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