2018年04月16日
松前内科医院 栄養課
皆さんこんにちは。一宮市にある、松前内科医院 栄養課の加藤です。
桜もすっかり散って、温かい日も多くなってきましたが、朝夕はまだ冷え込むので体調管理には注意しましょう。
さて、今回のテーマは、栄養改善加算についてです。
栄養改善加算とは、通所介護をご利用されている利用者様で、低栄養状態のリスクがある方を対象に低栄養状態の改善等を目的としています。
通所介護を利用する高齢者の3~4割は低栄養のリスクがあると言われています。
低栄養とは食欲の低下や食事が食べにくくなり、食事量が減り、筋肉や皮膚、内臓などをつくるたんぱく質が不足した状態のことを言います。
低栄養状態にあると、体重が減り、元気がなくなり、免疫力が下がり風邪や感染症にかかりやすくなるなど、著しくQOL(生活の質)が落ちてしまいます。
それを食い止めるため、まずはリスク判定します。
↓低栄養リスクが考えられる条件
体重(体重減少)・食事量・血液検査・栄養補給方法・床ずれなどの項目で早期発見します。
具体的に何をすれば良いのか?どれだけ不足しているのか?そんなお悩みから、栄養食事相談等の栄養管理を行うことで、現在の心身の状態の維持や、低栄養リスクの改善につなげてきます。
愛礼会グループの通所介護をご利用の方は低栄養リスクのある方に栄養士が関わりますので、何でもご相談下さい。