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運動について

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こんにちは!松前内科医院 栄養課の岩田です。
10月9日はスポーツの日ということで、今回は運動についてお話したいと思います♪

【運動の効果】
・エネルギー消費の増加により、高血糖の改善、減量の効果がある
・インスリン感受性(インスリン抵抗性)が改善される
・加齢や運動不足による筋萎縮や、骨粗しょう症の予防に効果がある
・高血圧や脂質異常症を改善する
・心肺機能を高める
・精神的な健康維持
・認知機能の低下を防ぐ

【運動の種類】
運動は有酸素運動とレジスタンス運動に分けられます。


有酸素運動はエネルギーを消費し、血糖の上昇を抑えるとともに、継続して行うことでインスリンの働きを良くする効果があります。
レジスタンス運動は筋肉量の増加や筋力増強の効果があり、基礎代謝量の維持・増加が期待できます。

【運動の頻度と強度】
有酸素運動はできれば毎日(少なくとも週3回以上)行うことが勧められています。また、ややきついと感じる程度の有酸素運動を1日につき20分~60分間行うことが一般的に勧められています。
レジスタンス運動は連続しない日程で週に2~3回行うことが勧められており、有酸素運動と組み合わせて行うことでより運動の効果が得られやすいと言われています。
※合併症をお持ちの方や、血糖のコントロールが不十分な方では、運動を控えた方が良い場合もあるため、主治医へ相談して下さい。

運動療法は食事療法とともに生活習慣の改善に重要で、薬物療法とあわせて糖尿病治療における3本柱となっています。
これからは気温も落ち着き、運動を取り組みやすい時期になっていくので、この機会に少しずつ運動を始めてみて下さいね♪
ウォーキングをする女性のイラスト

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