こんにちは!松前内科医院 栄養課の林です。
今回は「お餅」についてお話しします。
年末年始に食べる機会が増えるお餅ですが、お米から作られているため、エネルギー量・糖質量の多い食品となっています。
エネルギー量・糖質量をご飯と比べると、
市販の切り餅2つ 100g ≒ ご飯約1杯 140g (※ご飯1杯150g) となります。
≒
上記の量でどちらもエネルギー約235kcal・糖質約50gです。重さはお餅の方が少ないので、食べ過ぎに注意しましょう。
市販の切り餅2つをご飯約1杯分と考え、ご飯と置き換えて食べるようにすると食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
また、お餅単体の食事や、糖質の多い食品と組み合わせたおしるこ・ぜんざい等は、糖質に偏った食事となり血糖値が上昇しやすくなります。
糖質の多い食品でも、たんぱく質・食物繊維が多く含まれる食品と食べることで血糖値の上昇を抑えることが出来るため、
お餅をおかずと一緒に食べたり、野菜やきのこを多く入れたお雑煮として食べることで、血糖値の上昇を抑えることが出来ます。
さらに、おかずや具材から先に食べると、血糖値の上昇をより抑えることが出来ます。
年末年始は活動量が少なくなったり、ついつい食べ過ぎてしまったという方も多いのではないでしょうか。
お餅の食べ方など、食生活に注意し、体重増加や血糖コントロールの悪化を防ぎましょう!