2020年08月02日
医療
発熱患者さまの松前内科医院への受診方法について
①発熱に加えて呼吸器症状(せきや痰)があり、新型コロナウィルス感染の可能性が疑われる患者様については、直接来院される前に、あらかじめ当院へお電話をかけてお問い合わせくださいますようお願いいたします。電話で問診を取らせできるいただきます。
②問診の結果においても、新型コロナ感染の可能性が疑われる患者さまには、最初に抗原検査またはPCR検査を駐車場にて実施いたします。防護具をつけたスタッフがお車まで伺い、お車の中に乗車いただいたまま、鼻腔咽頭拭い液を採取いたします。インフルエンザの検査の要領です。医師からの結果説明も駐車場で行いますのでそのまま車の中に待機していて下さい。当院の医事課スタッフが携帯電話を通して、会計の方法をご説明いたします
検査には保険がききますが、保健所での行政検査とは異なり無料にはなりません。保険の種別によって1割から3割の負担があります。
PCR検査は抗原検査よりも感度、特異度とも高く、より正確ですが、結果の判明は翌日または翌々日になります。一方、抗原検査は40分ほどでわかります。料金はPCR検査の方がやや高いです。
抗原検査については、その精度の限界から、発熱後2日目から9日目の間に行うのが良いとされています。また同じ理由から、無症状の濃厚接触者(疑い)の感染の有無を調べる目的で、抗原検査を行う事は適していません。この場合はPCR検査が適しており、保険診療として実施できます。
③抗原検査が陽性の場合は、新型コロナに感染していると考えられます。医師からの結果説明も駐車場で行いますので、そのまま車の中に待機されて、院内にはお入りにならないようお願いします。医師は保健所へ連絡します。
抗原検査が強陽性の場合は、そのまま新型コロナ感染として確定されます。保健所から感染症指定病院への受診または自宅待機が指示されると思います。弱陽性の場合は、一宮保健所で行われている行政検査としてのPCR検査を再度受けられることをお勧めします。というのは、抗原検査は感度及び特異度の両者ともPCR検査にやや劣るためです。
会計の方法については、当院の医事課スタッフが携帯電話を通してご説明いたします。
④抗原検査が陰性の場合は、新型コロナ感染の可能性はほぼありません。ただ別の感染症の可能もありますので、スタッフは院内の発熱患者様用の待合スペース(イエローゾーン)にご案内します。感染症のない一般患者さまと分離するためです。診察まではそちらで待機をお願いします。スタッフは、一般感染予防のためマスク、ゴーグル、手袋を着用しています。診察室にて診察いたします。その後院内で会計となります。
⑤PCR検査の場合は、結果はすぐには判明しません(翌日または翌々日)。医師からの問診も、お会計も駐車場で行いますのでそのまま車の中に待機していて下さい。当院の医事課スタッフが携帯電話を通して、会計の方法をご説明いたします。会計はオンライン決済となります。会計後はそのままご帰宅ください。翌日の判明までは、外出を控えてご自宅で待機していただくようお願いいたします。当院では、オンライン決済に、Curone またはコイニーを使用しています。ご利用方法については、医事課職員からご説明いたします。
⑥重度の肺炎が疑われるなど、ただちに入院などの治療が必要と思われる患者様については、まず駐車場で抗原検査を行います。
抗原陽性の場合、つまり新型コロナ感染症の場合は、その治療は感染症指定病院で行うことになります。当院では治療が行えません。直ちに保健所を通して感染症指定病院へ搬送いたします。
陰性の場合は、応急処置の上、急性期病院に連絡いたします。この場合は保健所を介しません。
⑦呼吸器症状の全くない発熱患者様については、スタッフが院内の発熱患者様用の待合スペース(イエローゾーン)に案内いたします。診察室での診察まで、その場所でしばらくお待ち下さい。診察の結果、抗原検査が必要となる場合もあります。診察およびご案内するスタッフはマスク、ゴーグル、手袋を着用しています。
⑧呼吸器症状や発熱、味覚嗅覚異常などの症状がなく、新型コロナとの接触歴もない場合については、保険診療の中で抗原検査またはPCR検査を行うことはできません。
この場合、検査数に余裕があれば、全額自費にて抗原検査またはPCR検査をお受けできることがありますので、希望される方は医事課スタッフまでお問い合わせください。
全額自費の場合の料金は、PCR検査は28,853円、抗原検査は15,587円となります。(消費税を含みます)。
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